オワンクラゲ

オワンクラゲ

分類:刺胞動物門 ヒドロ虫綱 軟クラゲ目 オワンクラゲ科 オワンクラゲ属
学名:Aequorea coerulescens
英名:Crystal jelly
漢字:御椀水母
傘径:~20cm

庄内浜では3~6月に多く出現する。傘の中央にある口を大きく開き小型のクラゲ類や小さなアミ類などを食べる。 発光するクラゲとして知られていて、刺激を与えたり紫外線を当てたりすると傘の縁が緑色に光ります。
ノーベル化学賞を受賞した故・下村脩博士が研究に用いていたのは、アメリカ太平洋岸に分布する別種のオワンクラゲ(Aequorea victoria)で、このオワンクラゲからエクオリンとGFP(緑色蛍光タンパク質)という発光物質が発見されています。エクオリンはカルシウムイオンの測定試薬として、GFPはその遺伝子を目的の遺伝子につないで発現させることで、細胞内での蛍光マーカーとして利用されています。

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