加茂水族館においては、海洋ごみ問題に関する普及啓発活動の一環として海洋プラスチックのかけらを材料とした「海ごみボトルアート」(写真参照)を考案し、2021年(令和3年)12月から、出張イベントの際に有料で製作体験して作品を持ち帰ってもらったり、制作した作品を寄付してもらったり、また、学校団体を対象とした海ごみ学習会においては一人2個の作品を制作して、1個は持ち帰り用、もう1個は館内販売用として寄付してもらったりという活動を行っておりました。
寄附していただいた作品はカプセルに詰め、かもすい館内の海ごみコーナーに設定してあるカプセルトイ(ガチャガチャ)で1個500円で販売しておりますが、令和3年末の開始時点から令和5年度末までの販売実績を集計したところ、
◇ ガチャガチャ売上 347,000円(694個)
◇ イベントでの売上 73,900円(152個)
合計:販売個数846個、売上420,900円 でした。
材料費等150, 659円を差し引いた収益270,241円のうち21万円については、今回、海ごみ問題への取組みで弊館と協力関係にある、またはお世話になっている下記の7団体に3万円ずつ寄付いたしましたのでご報告いたします。
寄付先
◆ 美しい山形・最上川フォーラム(任意団体)
◆ 独立行政法人 国立高等専門学校機構 鶴岡工業高等専門学校
創造工学科 機械コース 宍戸道明 教授
◆ 国立大学法人 東京農工大学
農学院農学研究院(農学部 環境資源科学科) 高田秀重 教授
◆ 特定非営利活動法人 パートナーシップオフィス
◆ PULACO.(任意団体)
◆ 湯野浜温泉観光協会(任意団体)
◆ ゆらまちっく戦略会議(由良地区協議会)(任意団体)
上記の寄付先については、今後、追い追いかもすいホームページやSNSで紹介していく予定です。
以上、海ごみボトルアートをご購入いただきました方々へのお礼とともに、その売上金の使途についてのご報告でした。