加茂水族館人情ばなし

上野の山は真っ暗だった

どうも年を取ったせいだろう、このごろ思い出すのはずいぶん昔の切なかった仕事の場面ばかりだ。いまさら思い出したとしても仕方のない事だが、今日は夜の東京、上野の山をさまよった夢か幻のようなシーンを語ってみたい。 more

館長想い出語り「6万匹の岩魚を釣らされた」

もう20年も前のことになるが、年に60回も山に入り岩魚釣りに明け暮れていた事があった。あのころは週に1度の休みだったから、4月の解禁から9月末まで毎週山に入ったとしても20数回しかならない。 more

館長 クラゲを捕まえる

一昨日と昨日の2日間つづけて舟を出してクラゲを捕まえに行ってみた。副館長の隣に乗せてもらったのではない、自分で採集舟を操縦しての船出である。 more

交通渋滞も悪くない

今日(5月4日)は押しかける車が気になって、小雨の降る中離れたところにある駐車場まで3度見に行った。3度目は午後になっていたが水族館につながる道は渋滞を起こしていた。 more

館長想い出語り12

物心も付かない子供の頃から親に本を読んで貰って眠りに付いていた。本の題名は皆忘れてしまったが、波乱のヒーローが繰り返し訪れる数々の苦労や強敵を乗り越えて思いを遂げる・・・簡単に言えばそんな物語だった。 more

平成9年に有った幻の水族館建設計画

平成9年というとまず私の頭に浮かぶのは「どん底でクラゲに出会った年」だ。しかしその大きな出来事に隠れたもう一つの書き残しておかなければならないことが有る。 more

46年は夢の如し -車いすの道-

この頃どこに行っても障害者に対する配慮は行き渡って不自由な思いをさせることは殆ど無いが、ここ加茂水族館はそうはなっていない。昭和39年の建物がいまだに使われている関係上、とても配慮がされているとはいいがたい。 more

俺だって応援している「なでしこジャパン」

昨夜はテレビで女子サッカー「アルガルベ杯」の決勝を応援していて12時ごろまでも起きていた。 more

ノーベル賞学者の下村脩先生のメール

東北の片隅にある小さな水族館のおやじが、ノーベル賞を受賞した大先生と時々メールのやり取りをしていると言ったって、聞いた人はにわかに信じがたい事だが、なぜかそれが本当にあるから世の中面白いと言える。 more

狐に騙された

実に奇妙な出来事だった。昨日の帰宅途中で起きたことだが今なお何が起きたのかいくら考えても理解できない。こんなことを狐に騙されたというのだろう。 more

ギネス記録登録の事

ギネス記録に申請してみようかなと考えるようになったのは、平成16年ごろからだった。初めは「館長歴が世界一長い」ことを申請しようと考えていた。それが常設している「クラゲの展示種類数」も、となったのは、平成17年の3月から始まった世界一の展示のせいだったと思う。 more

2年半後に新水族館がオープンする

震災が起きた年だからだろうか。一喜一憂しながら過ぎた今年の時間は、これまでに経験したことのない速さだった。ガソリン不足と流通が止まったあの暗闇がつい昨日のように思い出される。 more

大震災にあう

もうあれから70日が過ぎた。当時は受けたショックの大きさから、此れが元に戻るには数年は掛かるだろうと思っていたが、直接の被害を受けなかった地の利が幸いしたのか、意外に早い回復を見せたのは正直言って驚いている。 more

酒田大火の日、高波の大被害

ここの歴史を何となく振り返ることがある。特に力が入っての思い出しではない。仕事の合間や一日を終えて眠りに着く布団の中だったり、イワナ釣りの手を休めた山奥の谷底だったりと、場面は様々だがゆったりとその場面が思い浮かび鮮明に目の前に展開し始める。これも自分が年を取った証といえる。 more

館長思い出語り

加茂水族館の46年間にはいろいろな節目があって、折に触れて思い出されるが、昭和57年も大きな出来事があった。 more

館長人情話

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