山形県の3つのみなとオアシスを対象とした、「やまがたみなとオアシススタンプラリー」が開催されます。スタンプを集めて応募すると、抽選で素敵な賞品があたるかも! more
認定NPO法人大阪自然史センターの西澤真樹子さんを講師に迎え特別ワークショップ(WS)「二枚貝のひみつを知ろう!アサリの消しゴムハンコでバッグ作り」を開催します。
講師の西澤さんはさまざまな科学教育活動に取り組んでいますが、その中でも有名なのが、大阪市立自然史博物館を中心に活動している骨格標本作成サークル「なにわホネホネ団」団長としての活動です。西澤さんが始めた活動が今では400名を超える団員数となっています。
今回のWSでは、二枚貝のからだの構造を学びながら、工作に楽しく取り組みます。
現在進行中の拡張工事が本格化するため、今年度の加茂水族館で開催されるWSは今回が最後になります。参加応募お待ちしています!
6/29締切り募集で残席がありましたので、定員になるまで先着順受付いたします(最長7/29(火)まで)。
教員のための博物館の日は、学校の先生に「博物館に親しみを持ってもらうこと」、「博物館の学習資源を知ってもらうこと」を目的として平成20年(2008年)に国立科学博物館が始めた事業です。子どもたちに科学の不思議さ、楽しさ、学ぶ喜びを感じてもらうために、まずはその教育を担う先生方に是非博物館を楽しんで頂きたいという思いで全国の博物館で開催されています。
今夏、「教員のための博物館の日」を加茂水族館で初開催します。山形県内で初の「教員のための博物館の日」開催館となります。博物館には、学習資源がたくさんあります。近隣地域からは元より、夏休みの観光を兼ねた遠方からのご参加も歓迎します。
参加応募お待ちしています!
「教員のための博物館の日」の詳細はこちら(国立科学博物館のホームページ)をご覧ください。
鶴岡市立加茂水族館 (所在地:山形県鶴岡市、館長:奥泉 和也) と新江ノ島水族館 (所在地:神奈川県藤沢市、館長:崎山 直夫)、九十九島水族館海きらら (所在地:長崎県佐世保市、館長:秋山 仁) の3館は、福山大学(所在地:広島県尾道市、学長:大塚 豊)内海生物研究所の飼育水槽に発生した謎のクラゲを共同で繁殖育成し、福山大学マリンバイオセンター水族館とともに、フクロクジュクラゲの稚クラゲを世界初展示することに成功しました。
育成したクラゲは福山大学の泉貴人講師が形態を分析し、さらに公益財団法人 黒潮生物研究所の戸篠祥主任研究員に形態観察および遺伝子解析を依頼して厳密な同定を行い、フクロクジュクラゲと判明しました。
箱虫綱 アンドンクラゲ目 フクロクジュクラゲ科 フクロクジュクラゲ属
傘は縦長の直方体に近い形をしており、長頭の七福神である「福禄寿」に似ていることが名前の由来です。南方系の種であり、海外ではハワイやオーストラリア、カリブ海に分布し、刺傷被害をもたらすことで問題視されています。
国内では沖縄諸島や先島諸島、高知県 (稚クラゲのみ)、長崎県 (稚クラゲのみ:未報告)、相模湾、静岡県 (未報告) での採集記録がありますが、今回、日本国内で初めて福山大学内海生物研究所の飼育水槽内で、クラゲの生活史の一段階である“ポリプ”として発見されました。発見されたポリプがどこからやってきたのかは不明のままです。このように水族館や研究施設の水槽内では、稀に別の生物が突然出現して発見されることもあります。
今回展示する本種はポリプから繁殖した稚クラゲです。稚クラゲは成熟クラゲとは異なり、傘は球状で刺胞塊が外傘全体にわたって密に分布します。また、水族館での繁殖個体の展示は世界初です。今後は成熟サイズを目指してより大きく展示飼育していきたいと考えております。
今回は、大学に付属する研究施設の水槽に偶然出現したクラゲを育成して調べることで、珍しいフクロクジュクラゲの発見に至ることができました。さらに、ポリプの行動や稚クラゲの成長が詳細に観察されたのは、世界初の成果です。これは大学と水族館が連携したからこそできた功績であり、今後もこの連携体制は非常に重要であると考えております。
フクロクジュクラゲのポリプや稚クラゲは、古い文献に断片的な形態の記述があるのみで、その生態や成長の記録は記されていません。今後は、水族館で本種のポリプやクラゲを育てるとともに、研究機関でそれを分析し、世界初の生態を解き明かしていく予定です。
大学や研究施設は研究体制や設備などに優れておりますが、研究材料の確保に苦戦することが多々あります。一方で、水族館は研究設備が大学のようには整っていませんが、生物を飼育繁殖する設備、技術は優れております。今後も両者が協力し、お互いの「強み」を活かして共同研究することで、さらなる発見につながると考えています。
◇鶴岡市立加茂水族館 飼育課 / 佐藤 ・ 池田 ・ 玉田 TEL:0235-33-3036 FAX:0235-33-1129
◇新江ノ島水族館 広報 / 井上 ・ 山崎 TEL:0466-29-9963 FAX:0466-29-9972
◇九十九島水族館海きらら クラゲ・魚類課 / 今村・野添 TEL:0956-28-4187 FAX:0956-28-4107
◇福山大学マリンバイオセンター水族館 講師/水上雅晴 TEL:0845-24-2933
◇福山大学海洋生物科学科 講師/泉貴人 TEL:084-936-2112
◇公益財団法人 黒潮生物研究所 主任研究員/戸篠祥 TEL:0880-62-7077
鶴岡市立加茂水族館 TEL:0235-33-3036 〒997-1206 山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
公式ホームページ https://kamo-kurage.jp/
新江ノ島水族館 TEL:0466-29-9960 〒251-0035神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
公式ホームページ https://www.enosui.com/
九十九島水族館海きらら TEL:0956-28-4187 〒858-0922 長崎県佐世保市鹿子前町1008
公式ホームページ https://www.umikirara.jp/
福山大学 マリンバイオセンター水族館 TEL:0845-24-2933 〒722-2101広島県尾道市因島大浜町452-10
公式ホームページ https://www.fukuyama-u.ac.jp/research/marine-bio-center/
福山大学海洋生物科学科 TEL:084-936-2111 〒729-0292 広島県福山市学園町1番地三蔵
公式ホームページ https://www.fukuyama-u.ac.jp/
公益財団法人 黒潮生物研究所 TEL:0880-62-7077 〒788-0333 高知県幡多郡大月町西泊560イ
公式ホームページ https://kuroshio.or.jp/
2025年7月19日(土)を「海洋ごみを考える日」として海洋環境に関わる各種イベントを開催いたします。加茂水族館、渚の交番カモンマーレの2会場を中心として、ワークショップや展示、多世代で海洋ごみ問題に触れるきっかけを作ります。実際に海の生き物や海岸の状況を知ることのできる現地ツアーも開催します。
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出演:中西暁子・片倉真由子DUO
ふわふわ漂うクラゲと音楽。癒しの時間をお楽しみください。
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[内容]
クラゲに焦点を当てた自由研究相談会を開催します。
かもすいのクラゲ飼育員が自由研究の進め方やまとめ方、ご質問にお答えします。
書籍や実物も用意してお待ちしております。
楽しく、深く、クラゲの研究に取り組もう‼
※クラゲ以外の自由研究の相談には乗れません。ご了承ください。
日程:令和7年6月7日(土)~
内容:バックヤードツアーに参加された方、
1名様につき1枚ツアー限定ステッカーをプレゼントします!!
ステッカーは全部で4色あります。
大きさはそれぞれ直径5㎝です
ツアー終了後に、お好きな色のステッカーをお選びいただきます。
全色揃えるも良し、好きな色だけ集めるも良し、どこかに貼っても良し、貼らずに保管しても良し。
ツアーの後もお楽しみいただけますと幸いです。
【バックヤードツアーは有料プログラムです】 ※催し物に関する詳細はこちらからご確認ください
毎年6月第1日曜日は「プロポーズの日」として知られ、
『恋人の聖地プロジェクト』では、2025年5月30日(金)より【第19回プロポーズの言葉コンテスト】を開催いたします。
開催期間:2025年5月30日(金)~2025年7月31日(木)
受賞発表:2025年9月上旬(予定)
応募方法や詳細は、公式サイトをご覧ください。
👉第19回プロポーズの言葉コンテスト公式ページ
また、加茂水族館では2019年3月より「恋人の聖地 フォトポイント」を館内に設置しています。
この場所では、愛を誓った想い出として南京錠「愛むすび/愛鍵」を取り付けることができます。
訪れる皆様にとって、加茂水族館がさらに特別な場所となりますように。
国立大学法人東北大学、鶴岡市立加茂水族館、国立大学法人東京大学の研究グループは共同研究を行い、2025年5月23日18:00に科学誌Nature Communicationsに研究成果が掲載されました。
more
機関誌「かもすい通信」 2025年春号(通号4号)を発行しました。
かもすい通信の発行は、加茂水族館リニューアル10周年を記念して2024年8月からはじまりました。水族館の情報が盛りだくさんなので、この機会にぜひご覧ください。
__________●館長のこばなし
__________●News Topics
__________ – リニューアル情報
__________ – 地域連携学習会
__________ – クラゲ水槽の貸出活動
__________ – クラゲ採集に行ってきました
__________ - 注目の生きものたち
__________ - 「F I G HT11 スプリングキャンペーン2025」に参加しました
__________ - 2 月9 日限定!福(ふぐ)御膳を提供
______ ___ – 荒埼の海岸植物
_________ – 海から飛んでくる花
_________ – [ お礼] クラゲの餌代の8 割をまかなうことができました
__________●できごと
__________●インフォメーション
※かもすい通信はデジタルジャーナルのみの発行です。印刷物は発行していませんのでご了承ください。
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庄内地方の歴史と食文化の関係や庄内の海の幸について学ぶ食育プログラム『庄内の海と食文化』の募集を開始いたします‼
【対 象】学校団体のみ
【所用時間】約30分 (入退室込み)
【開始時刻】9:30~15:30 の間で開始時間を設定できます
【参加料金】無料(事前に入館料に関する減免申請が必要です。申込時にお知らせください。)
【場 所】加茂水族館 レクチャールーム
【定 員】最大40名程度まで ※40名以上の場合は人数を分けての実施は可能です。
【お申込み】希望日の1か月前までにお申込みください。
お申込みサイトはこちら
2025年8月中旬~2026年3月末まで、加茂水族館はリニューアル拡大工事のため、レクチャールームが使用できません。そのため、2025年度の館内で行う教育普及プログラムは7月までの実施となります。