サケ

サケ

分類:脊索動物門 条鰭綱 サケ目 サケ科 サケ属

庄内での呼び名:さげ・いお・よお

学名:Oncorhynchus keta
英名:Salmon
漢字:鮭
体長:~80cm

九州以北の日本海側と利根川以北の太平洋側に分布、索餌回遊域は日本海と北緯42度以北の北太平洋。9~12月に川で産卵し、ふ化した稚魚は4~6月に海に下る。3~4年かけて成長し、また生まれた川に戻り産卵する。「ベニザケ」や「ギンザケ」と区別するため「シロザケ」と呼ぶこともある。
刺身、焼き物、鍋物、汁物、揚げ物、燻製など、どう料理しても美味。卵は筋子やイクラとして賞味する。庄内では塩漬けにしたサケを干したものを「しょんびき」と呼び、冬の間の保存食として食べられてきた。
庄内は全国でも有数のサケ遡上地であり、自然繁殖の他、遡上してきた親魚から採卵し、人工授精による増殖事業も盛んに行われている。加茂水族館では、遊佐町の枡川鮭漁業生産組合の養殖場からサケの稚魚をいただき展示している。

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